スイス経済、世界的リスクの高まりに圧迫される公算大=中銀総裁

4月25日、スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル総裁は、世界経済リスクの高まりが国内の経済成長を圧迫する可能性が高いとした上で、米関税を巡る現在の混乱により、国内の安定した物価を維持することがこれまで以上に重要になっていると述べた。写真は1月、ベルンのスイス中銀本部で撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)
[ベルン 25日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル総裁は25日、世界経済リスクの高まりが国内の経済成長を圧迫する可能性が高いとした上で、米関税を巡る現在の混乱により、国内の安定した物価を維持することがこれまで以上に重要になっていると述べた。
ベルンで開かれたスイス中銀の年次総会で、通商政策を巡る不確実性は現在「非常に高い」と指摘。長期的に世界経済の統合が損なわれる現実的な危険性があると語った。
対米輸出に31%の関税が課せられる輸出志向型経済のスイスでは保護主義の影響を特に強く感じており、成長は従来想定よりも鈍化する公算が大きいと述べた。
中銀は3月、今年のGDP(国内総生産)伸び率が1─1.5%になると予測。これは平均成長率の1.8%を下回る水準だ。
また、中銀は0─2%のインフレ率を目標とし、これを物価安定と呼んでいる。
過去2年間は目標を達成しているが、最近の低い数字を受けて、インフレ率がゼロ%を下回る可能性が懸念されている。3月のインフレ率は0.3%だった。
シュレーゲル氏は、必要に応じて金利を調整し、為替介入を行うと述べた。
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