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スタンレー電、26年3月期業績予想見送り 前期年間配当72円に増額
2025年04月24日(木)17時51分
[東京 24日 ロイター] - スタンレー電気は24日、26年3月期の業績予想の開示を見送った。米国の通商政策の影響を見極めた上で合理的な算定が可能になった時点で開示するとしている。
IBESがまとめたアナリスト9人のコンセンサス予想では、26年3月期通期の連結営業利益の平均値は533億円だった。
25年3月期は売上高が前期比7.9%増の5095億円、営業利益が同36.7%増の490億円、当期利益が同21.0%増の320億円だった。中国やアジアでの日本車の販売不振の影響を受けたものの、米州の販売が堅調に推移。為替円安もプラスだった。
スタンレー電気はまた株主還元方針を変更すると発表した。従来は連結配当性向30%以上としていたが、今後は株主資本配当率(DOE)3.5%または連結配当性向40%のいずれか高い方で還元する。
25年3月期の期末配当は40円(前期28円、前回予想32円)とし、年間配当は72円(前期55円)とする。