イーライ・リリーの経口減量薬、オゼンピックと同等の効果 株価急伸

4月17日、米イーライ・リリーが開発中の経口肥満症治療薬「オルフォルグリプロン」の糖尿病患者を対象とした後期臨床試験で、体重と血糖値を下げる効果がデンマークの同業ノボノルディスクの糖尿病治療薬「オゼンピック」と同等であることが示された。米ニュージャージー州で2021年撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
Deena Beasley Manas Mishra
[17日 ロイター] - 米製薬大手イーライ・リリーが開発中の経口肥満症治療薬「オルフォルグリプロン」の糖尿病患者を対象とした後期臨床試験で、体重と血糖値を下げる効果がデンマークの同業ノボノルディスクの糖尿病治療薬「オゼンピック」と同等であることが示された。イーライ・リリーは年内に同治療薬の承認を規制当局へ申請する予定だ。
効果的で使い勝手の良い錠剤への期待からイーライ・リリーの株価は17日、終値で14%超上昇した。現在、減量薬市場は注射剤が大半を占めている。
40週間の試験で、オルフォルグリプロンを服用した2型糖尿病患者の体重は8%近く減少した。注射剤のオゼンピックを最高用量投与した患者群では減少率は約6%だった。
イーライ・リリーによると、試験終了時点で体重減少は止まっておらず、患者はさらに体重が軽くなる可能性がある。同薬で血糖値は平均1.3%低下した。オゼンピックは血糖値を2.1%低下させている。
複数の企業が経口減量薬の開発に取り組んでいるが、今回のデータにより、イーライ・リリーは注射剤に対抗できる効果的な錠剤の開発競争で首位に躍り出たことになる。
2017年に糖尿病薬として承認されたオゼンピックは、GLP-1と呼ばれる消化管ホルモンを模倣して食欲を抑える。オゼンピック同様、オルフォルグリプロンはGLP-1を標的にするが、ホルモンを模倣するペプチド(アミノ酸が連なる小型タンパク質)ではなく合成低分子薬だ。
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