英中銀、預金保護の上限引き上げ提案

3月31日、イングランド銀行(英中央銀行)は、銀行が破綻した場合の預金保護の限度額を1人当たり11万ポンド(14万2300ドル)に引き上げることを提案したと発表した。写真はロンドンの英中銀前で2月撮影(2025年 ロイター/Toby Melville)
Tommy Reggiori Wilkes
[ロンドン 31日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は31日、銀行が破綻した場合の預金保護の限度額を1人当たり11万ポンド(14万2300ドル)に引き上げることを提案したと発表した。
金融サービス補償制度(FSCS)による保護限度額は2017年以降8万5000ポンドとなっている。英中銀の健全性監督機構(PRA)は、限度額の引き上げはインフレを考慮したと説明した。実施される場合、12月から適用されるという。
英中銀は2023年、米地銀シリコンバレー銀行の英国部門が急速に破綻したことを受け、預金者保護に十分対応できるか、制度の検証を開始した。当時、ベイリー中銀総裁は、限度額の引き上げは解決策ではないと述べていた。
PRAのウッズ副総裁は「金融システムに対する信頼は経済成長にとって不可欠な基盤である。限度額の引き上げによって、銀行、ビルディング・ソサエティー(住宅金融組合)、信用組合に対する信頼を支えたい」と述べた。
預金保護の限度額は欧州連合(EU)が10万ユーロ、米国は最低25万ドル。
PRAは、FSCSの資金を破綻企業の資本増強にも活用できる新規則も提案している。
-
経理財務/経理・財務/外資系フォワーダー/英語が活かせる
株式会社言語サービス
- 東京都
- 年収500万円~750万円
- 正社員
-
大崎/貿易・営業事務・輸出 年収634万円/世界的外資系半導体関連メーカー/在宅可/年休126日
クアーズテック合同会社
- 東京都
- 年収634万円~762万円
- 正社員
-
外資系企業を支える「英文事務」土日祝休/リモートOK/年休120日
VISTRA Japan株式会社
- 東京都
- 月給27万5,000円~50万円
- 正社員
-
イベントディレクター「渋谷・大手外資系IT企業のマーケティング・セールスチーム」/経営/ビジネスコンサルティング・シンクタンク
株式会社エムエム総研
- 東京都
- 年収500万円~550万円
- 正社員