午後3時のドルは150円後半に下落、米関税警戒が重し 不透明感も

3月28日、午後3時のドル/円は150円後半と、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の水準で取引されている。2022年撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 28日 ロイター] -
午後3時のドル/円は150円後半と、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の水準で取引されている。期末決済に絡む実需のドル買いなどで上昇する場面もあったが、株式市場を中心に米関税警戒のリスク回避姿勢が続いており、ドル/円を下押しした。米国の自動車関税発動や相互関税の詳細発表を来週に控え、方針が不透明で動きづらいとの声も聞かれる。
ドルは、朝方の東京都区部消費者物価指数の発表後にやや円買いに傾き、150円後半に軟化した後、いったん151.21円まで買われ、3月3日以来の高値を更新した。仲値公示に向けて「期末決済絡みの買い」(国内銀のストラテジスト)が入ったとみられるが、リスク回避姿勢も根強く、その後は再び150円後半に下落した。
総務省によると3月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は109.1となり、前年同月比2.4%上昇した。ロイターがまとめた民間予測はプラス2.2%だった。
こうしたインフレ圧力は「日銀の利上げ姿勢を後押しするもの」(三菱UFJ銀行チーフアナリストの井野鉄兵氏)との声が聞かれた。
ただ、SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人・金融市場調査部長は、日銀が実際に利上げに動けるかどうかは「関税を含め、トランプ米大統領の政策を巡る不確実性が晴れない以上難しい」と話す。来週発表される予定の相互関税など、トランプ氏の関税方針も「何が何だか分からない」状態で、動きづらいとの見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 150.74/150.7 1.0790/1.07 162.69/162.7
9 92 0
午前9時現在 150.85/150.8 1.0800/1.08 162.92/162.9
6 02 7
NY午後5時 151.05/151.0 1.0801/1.08 163.14/163.1
6 02 7
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