経済・物価見通し実現していけば、引き続き金利引き上げ＝内田日銀副総裁

　３月２４日、日銀の内田真一副総裁（写真）は午前の参院財政金融委員会で、為替相場はファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが重要だと指摘するとともに、経済・物価の見通しが実現していくとすれば引き続き金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく方針だと述べた。写真は都内で２０２３年２月撮影（２０２５　ロイター／Issei Kato）

［東京　２４日　ロイター］ - 日銀の内田真一副総裁は２４日午前の参院財政金融委員会で、為替相場はファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが重要だと指摘するとともに、経済・物価の見通しが実現していくとすれば引き続き金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく方針だと述べた。熊谷裕人委員（立憲）への答弁。

内田副総裁は、日銀は２％物価目標の持続的・安定的に実現する観点から金融政策を行っていると改めて説明。引き続き内外の経済情勢、金融市場の動向を点検したうえで、経済・物価の見通しやリスク、見通しが実現する確度を見極めて金融政策を運営していくと語った。