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シンガポールDBS、3年間で4000人削減へ AI導入で=CEO

2025年02月25日(火)14時24分

[ムンバイ 24日 ロイター] - シンガポールの銀行最大手DBSグループのピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)は24日、インドのムンバイで開催された業界会議で、今後3年間で従業員4000人の削減を計画していると発表した。人工知能(AI)が人が行っている業務を担うようになることを理由に挙げた。

グプタ氏は「私の現時点での予想では、向こう3年で従業員の10%に相当する約4000人を削減する」と述べた上で、AI分野で1000人程度を増員するとの見通しを示した。

同氏は「CEOに就任して15年、初めて雇用の創出に苦労している。これまで私は常にどのような雇用を創出できるかについて見通しを立ててきた。今回は雇用を創出するために人々をいかに再配置すべきかについて頭を悩ませている」と語った。

同社広報担当はロイター宛ての電子メールで人員削減について、今後数年間にわたり派遣社員と契約社員が退職することに伴う自然減を通じて進めると説明した。

ピユシュ氏は3月28日で退任し、後任にはタン・スーシャン氏が就く。

ロイター
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