FRB、バランスシート縮小の減速・一時停止を検討=1月議事要旨
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米連邦準備理事会(FRB)が19日公表した1月28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FRBがバランスシート縮小(量的引き締め、QT)の減速もしくは一時停止を検討していたことが明らかになった。2022年1月撮影(2025年 ロイター/Joshua Roberts)
Michael S. Derby
[19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が19日公表した1月28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FRBがバランスシート縮小(量的引き締め、QT)の減速もしくは一時停止を検討していたことが明らかになった。
米財務省の今後数カ月にわたる国債発行計画が不透明であることから、状況がより明確になるまで市場の流動性を正確に把握することが課題との見方が浮上したためだ。
議事要旨によると、債務上限問題に関連して今後数カ月間で準備金が大きく変動する可能性があることから、この問題が解決するまでバランスシートの縮小を一時停止または減速することが適切かもしれないと複数の参加者が指摘した。
FRBはすでに政府の財政管理による不確実性に備えており、金融市場の流動性の過不足を判断するのが難しくなると予想していた。この問題は、FRBが行っている国債および住宅ローン担保証券(MBS)の保有縮小に重要な影響を与える。
FRBの保有資産は、2022年のピーク時の9兆ドルから2兆ドル以上減少。FRB当局者はこのプロセスを主に技術的なものと見なしており、金融システムへの影響は限定的としてきた。
FRBはQTをどこで停止するか判断するためにさまざまな市場流動性指標を注意深く検討している。FRBのパウエル議長は12日の下院金融サービス委員会での証言で保有債券の縮小について「まだ道半ばだと思う」と述べた。
しかし、市場を読む能力を失えばQTが行き過ぎるリスクが高まり、短期金融市場に望ましくない変動をもたらす可能性もある。この点が少なくとも一部のFRB当局者の考え方に影響を与えているとみられる。
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