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米S&P500種企業、第4四半期増益率が3年ぶり高水準に
2025年02月13日(木)14時56分
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2月12日、LSEGによると、2024年第4・四半期のS&P500種企業の増益率は21年末以来の高水準となる見込みだ。ニューヨーク証取で昨年11月撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
Caroline Valetkevitch
[ニューヨーク 12日 ロイター] - LSEGによると、2024年第4・四半期のS&P500種企業の増益率は21年末以来の高水準となる見込みだ。通信サービスや金融などで業績が予想を大幅に上回ったことが奏功した。
12日時点でS&P500種採用企業の約70%が決算を発表し、第4・四半期利益は前年比15.1%増と見込まれている。1月初めの9.6%増を上回る水準。
LSEGデータ&アナリティクスのシニアリサーチアナリスト、タジンダー・ディロン氏は、第4・四半期の増益率はコロナ禍の低迷からの回復期だった21年第4・四半期(32.1%増)以来の大きさになると述べた。
メタ・プラットフォームズなどを含む通信サービス部門は前年比32.2%増で、第4・四半期の増益率をリードしている。
続いて金融が29.9%増、一般消費財が24.8%増となっている。