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中国の半導体製造装置購入、今年は6%減の380億ドルへ=調査会社
2025年02月12日(水)17時37分
![](https://f.img-newsweekjapan.jp/headlines/images/biz/2025/02/12/2025-02-12T083711Z_1_LYNXMPEL1B09W_RTROPTP_3_CHINA-CHIPS.jpg)
2月12日、カナダの半導体調査会社テックインサイツは、中国の半導体製造装置購入額が今年は減少に転じるとの見通しを示した。写真は、中国と半導体産業のイメージ。2023年7月、北京で撮影(2025年 ロイター/Florence Lo)
Che Pan Brenda Goh
[北京/上海 12日 ロイター] - カナダの半導体調査会社テックインサイツは12日、中国の半導体製造装置購入額が今年は減少に転じるとの見通しを示した。これまで3年間は増加していた。
同社によると、中国は少なくとも過去2年間、ウエハー製造装置の最大の買い手であり、2024年は410億ドル相当を購入し、世界販売額の40%を占めた。
しかし今年は前年比6%減の380億ドルに落ち込むほか、世界シェアも21年以来初めて低下し、20%になる見通しという。
同社の半導体製造業界担当シニアアナリスト、ボリス・メトディエフ氏はオンラインセミナーで「輸出規制と過剰生産能力により、中国の支出に一定の減速が見られる」と述べた。