海運マースク、25年は輸送量4%増と予想 関税と紅海が不確実要因
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デンマークの海運大手マースクは6日、今年のコンテナ輸送量について、業界全体と同水準の4%程度の伸びになると予想した。同社のコンテナ、スペインで昨年10月撮影。(2025 ロイター/Jon Nazca/File Photo)
Stine Jacobsen
[コペンハーゲン 6日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは6日、今年のコンテナ輸送量について、業界全体と同水準の4%程度の伸びになると予想した。一方、利益は減少する見込みで、米国の通商政策も不透明感を生んでいる。
同社は2025年の実質ベースの利払い・税・償却前利益(EBITDA)を60億─90億ドルを予想している。アナリスト予測は74億ドル、昨年の実績は121億ドルだった。
マースクは武装勢力の攻撃により1年以上紅海を迂回しており、利益予想は現地の情勢に左右されると説明した。紅海航路が年半ばまでに再開されれば運賃が下がり、予想範囲の下限に達する可能性がある一方、再開が遅れれば上限に達する可能性があるとしている。
バーンスタインのアナリストはリサーチノートの中で、「パレスチナ自治区ガザ停戦の第2段階の交渉が進んでいることから、(利益が)下限になるリスクは大きい」との見方を示した。
マースクは決算報告書で、米国の関税の引き上げ、重要品目の輸出規制強化、制裁措置など、サプライチェーンに対する地政学的問題が増えているとの認識を示した。
「米国の関税の影響は、規模や国・商品の範囲、相手国の報復措置、米国以外の市場に向かう中国製品に関税がかけられるリスク次第で大きくなる」と述べた。
第4四半期のEBITDAは36億ドルと、前年同期の8億3900万ドルから増加した。LSEGのアナリスト予想(30億ドル)を上回った。
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