フォード、今年はEV部門で最大55億ドルの赤字見通し
米フォード・モーターは2月5日、今年の電気自動車(EV)・ソフトウエア部門が最大55億ドルの赤字を計上するとの見通しを示した。2024年3月、ニューヨークの自動車ショーで撮影(2025年 ロイター/David Dee Delgado)
[デトロイト 5日 ロイター] - 米フォード・モーターは5日、今年の電気自動車(EV)・ソフトウエア部門が最大55億ドルの赤字を計上するとの見通しを示した。赤字額は昨年並みで、EV事業のコスト節減にかなり苦戦を強いられている様子がうかがえる。
今年全体の業績は黒字を確保する見込みだが、黒字額は昨年を下回るという。
フォードのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は昨年、EV生産計画を大幅に縮小し、ハイブリッド車に軸足を置きつつある。昨年の販売台数はEVが9万7865台だったのに対して、ハイブリッド車は18万7426台とほぼ2倍に達した。
一方フォードは、トランプ米政権がメキシコとカナダに輸入関税発動をちらつかせていることを巡る不透明感に直面している。関税実施は1カ月間停止されたものの、発動されれば、同社の原材料コストが押し上げられ、需要を冷え込ませる公算が大きい。
ただシェリー・ハウス最高財務責任者(CFO)は「メキシコとカナダに25%の関税が課せられればわれわれの業界に多大な影響を及ぼすのは間違いない。とはいえ、われわれはトランプ政権が米国の自動車産業を支援する意図を持っていると信じている」と語った。
フォードの昨年第4・四半期決算は、売上高が482億ドル、調整後1株利益が0.39ドル。それぞれLSEGがまとめたアナリスト予想の430億ドルと0.33ドルを上回った。
純損益は前年同期の5億ドルの赤字から18億ドルの黒字に転じた。
今年の利払い・税引き前利益(EBIT)は70億-85億ドルと想定されている。昨年は102億ドルだった。
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