午前の日経平均は小幅続伸、アドバンテストが朝安後にプラス転換
1月30日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比83円79銭高の3万9498円57銭と小幅続伸した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2025 ロイター/Issei Kato)
[東京 30日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比83円79銭高の3万9498円57銭と小幅続伸した。朝方は米国市場での株安を嫌気した売りが先行したが、前日に決算を発表したアドバンテストが朝安後にプラスへと転じる中、指数も持ち直した。
日経平均は111円安で寄り付いた後、小幅マイナスでのもみ合いが先行した。前日の米株安やドル/円が154円前半へと円高方向となったことが嫌気された。一方、中盤にはプラスに転じ、一時100円高に上値を伸ばした。日経平均への寄与度の高いアドバンテストが朝方に安く始まった後、プラスに転じ、指数を押し上げた。
アドバンテストは、米株安を嫌気した売りが先行したが、前日に発表した決算で通期の見通しが市場予想を上回ったことが安心感につながり、買い戻された。同社株は中国の人工知能(AI)ディープシークの台頭を受け、週前半に大きく売られていた。
市場では「企業決算を手掛かりにした個別物色が目立った。良好な決算が続けば、海外の長期投資家のマネーも本格的に入ってくるのではないか」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との見方が聞かれた。
米マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、テスラといった大手ハイテク株の決算発表後の市場反応はまちまち。時間外取引の米株指数先物はプラスで推移した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、市場の想定通り政策金利を据え置いた。インフレが目標に向けて進展しているとの文言を声明文から削除したことを市場はややタカ派に受け止め、金利が上昇し米株が下押しする場面があったが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が特に意味はないと説明し、金利上昇は一服した。
TOPIXは0.15%高の2779.78ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆1541億0000万円だった。東証33業種では、値上がりはゴム製品や石油・石炭製品、海運など22業種、値下がりは不動産や精密機器、繊維製品など11業種だった。
前日発表の決算が好感されたサイバーエージェントは昨年来高値を更新した。ブリヂストンは堅調だった。一方、決算を発表した日本航空電子工業は売られた。ソフトバンクグループ、ファナックは軟調だった
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが920銘柄(56%)、値下がりは655銘柄(39%)、変わらずは64銘柄(3%)だった。
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