米ナスダック、10─12月増収増益 フィンテック事業は予想届かず
1月29日に米取引所運営会社ナスダックが発表した2024年第4・四半期決算の調整後1株当たり利益は0.76ドルと、LSEGがまとめた市場予想の0.75ドルを上回り、前年同期の0.72ドルから増えた。写真は、ナスダック市場の外観。2016年10月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
Pritam Biswas
[29日 ロイター] - 米取引所運営会社ナスダックが29日発表した2024年第4・四半期決算の調整後1株当たり利益は0.76ドルと、LSEGがまとめた市場予想の0.75ドルを上回り、前年同期の0.72ドルから増えた。調整後純利益は4億3800万ドルとなり、前年同期の3億9500万ドルから増えた。
24年第4・四半期の純売上高も12億3000万ドルと、前年同期の11億2000万ドルから増加した。
ナスダックは市場に敏感な中核事業の株式の取引や上場に加え、金融機関のコンプライアンス(法令順守)要件への対応や金融犯罪からの保護を支援する事業を拡大している。金融テクノロジー事業の売り上げは9.8%増の4億3800万ドルとなったが、市場予想の4億4120万ドルを下回った。
24年に年間33%上昇したナスダック株は29日に前日より小幅下落し、80.91ドルで取引を終えた。
アナリストらは金融テクノロジー事業の売上高が市場予想に届かなかったことが株価の重荷になっていると指摘。オッペンハイマー・アンド・カンパニーのシニアアナリスト、オーウェン・ロー氏は「フィンテックは成長の原動力だったが、四半期としては実際には予想を下回った」と語った。
ナスダックのデータ・上場サービスの売り上げは1.6%増。上場企業数は24年末時点で4075社となり、前年同時点より0.7%増にとどまった。
ナスダックのアデナ・フリードマン最高経営責任者(CEO)はアナリスト向けの電話会見で「ここ数年間は新規株式公開(IPO)の動きは鈍かったが、25年第2・四半期から活発化し、下半期は好調に推移すると予想している」と言及。
また、堅調な経済状況などを背景に、25年は売上高を堅調に拡大できる良い位置にあるとした。フリードマン氏は、米国の個人消費と比較的低い失業率が国内総生産(GDP)の成長を支えていることに加え、インフレと金利がより予測しやすい状態に落ち着きつつあり、投資家が資本投下により自信を持てるようになっているとして「米国や、南アジアを含めた他の地域の力強さに下支えされて世界経済全体は成長すると予想される」と話した。
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