ブラジル中銀が1%利上げ、2会合連続 3月も同幅の引き締め示唆
1月29日、 ブラジル中央銀行は金融政策委員会(COPOM)で、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げ、13.25%にした。ブラジリアの同中銀で12月撮影(2025年 ロイター/Adriano Machado)
Marcela Ayres
[ブラジリア 29日 ロイター] - ブラジル中央銀行は29日の金融政策委員会(COPOM)で、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げ、13.25%にした。
3月にも同幅の利上げを行う見通しを示し、インフレ圧力が高まる中、それ以降も追加利上げが続く道を開いた。
100bpの利上げは2会合連続。全会一致の決定だった。ルラ大統領が任命したガリポロ新総裁の下では初めてとなる。
中銀は声明で「次回会合以降、金融引き締めサイクルの全体的な規模はインフレ目標達成への確固たる決意によって決まることを強調する」と述べた。
中銀は2025年のインフレ見通しを従来の4.5%から5.2%に引き上げた。目標の3%を大きく上回る水準。
今年と来年の民間部門のインフレ期待の「大幅な」上昇、経済成長の堅調さ、労働市場の圧力などに言及し、これら全てが「より引き締め的な金融政策」の必要性につながっていると述べた。
ロイターがエコノミスト38人を対象に行った調査では、全員が利上げを予想していた。
中銀は総裁交代への懸念を緩和し、インフレ抑制へのコミットメントを示すため、昨年12月に今年最初の会合で100bpの追加利上げを実施することを示唆していた。
3月に見込まれる利上げを考慮すると政策金利は14.25%と、8年以上ぶりの高水準に達することになる。
ABCブラジル銀行のチーフエコノミスト、ダニエル・ザビエル氏は「中銀は約束を果たし、3月以降の会合をオープンなものにした。明らかにデータへの依存は続くだろう」と語った。
同氏は政策金利が5月に15%でピークを打つと予想している。
また、WMSキャピタルのパートナー、マルコス・モレイラ氏は、インフレ期待の高まりにより政策金利は今年15.50%まで引き上げる必要があるだろうと述べた。
エコノミストの間では年末までに政策金利が15%を超えるとの見方が高まっている。
モレイラ氏は「このシナリオを変えることができる唯一の要因は、政府が構造調整を実施し、財政収支のリバランスを可能にすることだろう」と述べた。
中銀は厳しいインフレ見通しを反映し、現在の金融政策決定の影響を最も受ける26年第3・四半期のインフレ率を4.0%と予想した。
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