米テスラ、上期に低価格モデル投入 自動運転試験も開始へ
米電気自動車(EV)大手テスラが29日発表した第4・四半期決算は、粗利益率が16.3%となった。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)
Abhirup Roy Akash Sriram
[29日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは29日、低価格の新モデルを2025年前半に投入する見通しを示した。また、自動運転サービスの試験を6月に開始すると明らかにした。
併せて発表した第4・四半期決算は値引きや融資プログラムを背景に、利益と売上高が市場予想を下回ったものの、新モデル投入の見通しやコスト削減の取り組みを好感し、株価は引け後の時間外取引で5%上昇した。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は決算会見で、6月にテキサス州オースティンで完全自動運転の有料配車サービス試験を開始すると表明。カリフォルニアなど他州でも年内に、監視を伴わない高度運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)」の試験を行うと見込んだ。
コスト面の取り組みでは、売上原価が第4・四半期に3万5000ドルを下回り、過去最低となった。原材料のコスト低下が寄与した。
グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トーマス・マーティン氏は、テスラは過去に納期遅れが生じており、上半期の新モデル投入を再確認したのはプラス材料だと指摘した。また「第4・四半期にコストを削減できたことで打撃が緩和されたのは間違いない」と評価した。
テスラはロボタクシー(自動運転タクシー)の商業生産について、テキサス工場で26年に開始する計画とした。
グラナイトシェアーズのウィル・リンドCEOは「投資家はFSDとロボタクシーが今後2、3年で実現する可能性があると受け止めている」と述べた。
テスラは顧客向けの低金利融資で需要を喚起してきた。アナリストはこの戦略が利益率を低下させると予測していた。
ロイターの算出によると、第4・四半期の自動車販売の利益率(規制クレジットを除く)は13.59%と、前四半期の17.05%から低下した。ビジブル・アルファがまとめたアナリスト23人の予想は16.2%だった。
売上高は257億1000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想は272億7000万ドルだった。
年間の納車台数は昨年初めて減少した。借り入れコスト上昇と競争激化が重しとなった。
第4・四半期の粗利益率は16.3%で、前四半期の19.8%から鈍化し、LSEGがまとめたアナリスト20人の予想である19.03%を下回った。
調整後の1株当たり利益は0.73ドル。市場予想は0.76ドルだった。
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