米国株式市場=S&P最高値更新、トランプ氏発言や企業決算に注目
米国株式市場はS&P総合500種が終値で最高値を更新した。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
Sinéad Carew Johann M Cherian
[23日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が終値で最高値を更新した。投資家はまちまちの内容となった企業決算を評価し、金利と原油価格の引き下げなどを求めるトランプ大統領のコメントを消化した。
トランプ氏は23日、スイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)にオンラインで参加し、石油輸出国機構(OPEC)に原油価格の引き下げを求める考えを示した。
また、中央銀行に金利引き下げを要求。世界のビジネスリーダーに米国で製品を製造しなければ、関税を支払うことになると警告した。
投資家は関税に関するトランプ大統領の発言を注意深く見守っているが、「金利や原油価格が下がるという考えは好んでいる」と、248ベンチャーズのチーフストラテジスト、リンジー・ベル氏は指摘。
「全体として、トランプ氏の政策を聞けば聞くほど、市場は楽観的になっている。その楽観が市場に反映されているだけだ」と語った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 44565.07 +408.34 +0.92 44113.55 44565.26 44113.55
前営業日終値 44156.73
ナスダック総合 20053.68 +44.34 +0.22 19906.99 20053.68 19892.55
前営業日終値 20009.34
S&P総合500種 6118.71 +32.34 +0.53 6076.32 6118.73 6074.67
前営業日終値 6086.37
ダウ輸送株20種 16640.05 +84.21 +0.51
ダウ公共株15種 1007.33 +1.47 +0.15
フィラデルフィア半導体 5444.69 -24.60 -0.45
VIX指数 15.02 -0.08 -0.53
S&P一般消費財 1906.11 +7.67 +0.40
S&P素材 561.56 +2.83 +0.51
S&P工業 1199.22 +11.35 +0.96
S&P主要消費財 850.29 +3.45 +0.41
S&P金融 843.74 +5.02 +0.60
S&P不動産 260.40 +2.13 +0.82
S&Pエネルギー 701.07 +3.12 +0.45
S&Pヘルスケア 1679.24 +22.33 +1.35
S&P通信サービス 358.76 +2.88 +0.81
S&P情報技術 4739.16 +5.56 +0.12
S&P公益事業 399.97 +1.86 +0.47
NYSE出来高 8.73億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 39985 + 95 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 39920 + 30 大阪比