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台湾輸出受注、12月20.8%増と3年ぶり伸び率 中国需要回復

2025年01月21日(火)19時11分

台湾経済部(経済省)が21日発表した2024年12月の輸出受注は前年比20.8%増加した。人工知能(AI)技術や中国の需要回復が寄与し、22年2月以来、約3年ぶりの大幅な伸びとなった。基隆港で2023年撮影。(2025 ロイター/I-Hwa Cheng/File Photo)

[台北 21日 ロイター] - 台湾経済部(経済省)が21日発表した2024年12月の輸出受注は前年比20.8%増加した。人工知能(AI)技術や中国の需要回復が寄与し、22年2月以来、約3年ぶりの大幅な伸びとなった。

増加は10カ月連続。増加率は11月(3.3%)から大幅に拡大し、ロイターがまとめた市場予想(16.05%増)も上回った。

品目別では通信製品が24.3%増、電子製品は33.5%増。

国・地域別では、中国からの受注が13.6%増と11月の3.4%減からプラスに転じた。米国は31%増。11月は11.7%増だった。欧州は9.5%増、日本は24.7%増だった。

経済部は、1月の輸出受注を8.1─4.0%減少と予想。第1・四半期が閑散期にあたることに加え、「世界経済の見通しは、米国新政権の経済・貿易政策や地政学的リスク、その他の不確定要因の影響を受けており、輸出受注が伸び悩む可能性がある」と述べた。

ロイター
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