NY外為市場=ドル/円値を戻す、日銀利上げ観測で週足は1%安
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で0.68%高の156.165円となったものの、週間では下落した。2010年9月撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)
[ニューヨーク 17日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で0.68%高の156.165円となったものの、週間では下落した。投資家らはトランプ次期米大統領の就任式と新政権の政策の方向性を明確化を待つ構えを見せている。
円は、序盤には1ドル=154.98円と1カ月ぶりの高値を付けた。週間では円が1%超上昇し、先週の下落分を取り戻している。来週の日銀政策決定会合での利上げ観測が高まったことが背景。
ジェフリーズの外国為替部門グローバルヘッドであるブラッド・ベッテル氏は「円は米金利とかなり連動した動きを続けるだろう」と指摘。「日銀は来週にも利上げに踏み切る構えのようで、ひとまず円高に作用するだろう。しかし、日米の金利差は依然として非常に大きいため、ドル/円が大幅に下落することは考えにくい」と述べた。
市場では日銀幹部らの発言などから利上げが近いとの見方が強まっており、来週の利上げ確率は80%とみられている。
一方、フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、2025年の米利下げ幅は約40ベーシスポイント(bp)と見込まれている。
来週は米連邦準備理事会(FRB)がブラックアウト期間に入り、米主要経済指標の発表もほとんど予定されない中、市場はトランプ氏の大統領就任式とその市場への影響に注目するとみられる。
英ポンドは0.6%安の1.2166ドルとなった。これは13日に付けた14カ月ぶり安値からそれほど離れていない。
ユーロは0.26%安の1.0276ドルとなった。
ドル指数は0.34%高の109.33。週間では約0.25%下落する見通し。これにより、6週間にわたって続いた上昇は途切れることになる。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは5.26%高の10万5404.13ドルとなった。
ドル/円 NY終値 156.30/156.31
始値 155.69
高値 156.37
安値 155.56
ユーロ/ドル NY終値 1.0271/1.0272
始値 1.0304
高値 1.0330
安値 1.0266
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