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賃金・物価上昇し、金利が動くというのが本来の姿=加藤財務相

2025年01月17日(金)09時39分

 1月17日、加藤勝信財務相(写真)は経済環境を巡り「賃金や物価が上がらないというノルム(社会通念)を解消し、賃金と物価が上がり、金利が動くというのが経済の本来の姿」との認識を示した。写真は2024年10月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Takaya Yamaguchi

[東京 17日 ロイター] - 加藤勝信財務相は17日、経済環境を巡り「賃金や物価が上がらないというノルム(社会通念)を解消し、賃金と物価が上がり、金利が動くというのが経済の本来の姿」との認識を示した。都内での講演で語った。

政府が目指す実質賃金のプラス定着に向けては「物価の上昇が先行して、そのあと賃金は上がっているものの、累積で追いついている状況ではない」と指摘。物価高に負けない賃上げ環境の整備を急ぐ考えを強調した。

ロイター
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