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中国スマホ出荷、「iPhone」25%減 ファーウェイ急増=調査

2025年01月16日(木)12時31分

 1月16日、調査会社カナリスによると、米アップルの「iPhone」の中国出荷台数が2024年第4・四半期に25%減少した。写真は北京のアップルストアで昨年9月撮影(2025 ロイター/Florence Lo)

[北京 16日 ロイター] - 調査会社カナリスによると、米アップルの「iPhone」の中国出荷台数が2024年第4・四半期に25%減少した。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)からの競争圧力が高まっている。

iPhoneの出荷台数は1310万台、市場シェアは17%。辛うじて首位を維持した。

ファーウェイは24%増の1290万台を出荷。市場シェアは17%でアップルと事実上の同率首位となった。

ファーウェイは2023年8月に国産半導体でプレミアムセグメントに復帰して以降、強力なライバルとして浮上している。

アップルは競争圧力が高まる中、1月4─7日の4日間、中国でプロモーションを実施し、公式チャンネルを通じてiPhone16モデルを最大500元(68.50ドル)値下げした。

中国の電子商取引プラットフォームもこれに追随し、独自のキャンペーンを実施。アリババのマーケットプレイス「天猫(Tmall)」は、iPhone15シリーズを最大1000元(137ドル)値引きすると発表した。

24年の中国スマートフォン出荷台数は前年比4%増の2億8500万台だった。

ロイター
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