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SKハイニックス、AI半導体製造で米政府が4億5800万ドル支援

2024年12月20日(金)15時07分

米商務省は19日、米国内での半導体製造を支援するため、SKハイニックスに4億5800万ドルの支援を行うと発表した。資料写真、2016年4月撮影(2024年 ロイター/Kim Hong-Ji)

David Shepardson

[ワシントン 19日 ロイター] - 米商務省は19日、米国内での半導体製造を支援するため、SKハイニックスに4億5800万ドルの支援を行うと発表した。

同社は4月にインディアナ州ウェストラファイエットに人工知能(AI)半導体の高度なパッケージングに特化した製造・研究施設を建設するため、38億7000万ドルを投資すると発表している。

商務省は、SKハイニックスのプロジェクトに5億ドルの政府融資も行う予定。プロジェクトの進捗状況に応じて行い、1000人の雇用が見込めるという。

SKハイニックスのクァク・ノジョン最高経営責任者(CEO)は声明で、米国における強固で弾力性のあるAI半導体のサプライチェーン(供給網)を構築することを楽しみにしていると述べた。

米議会は2022年8月に半導体や関連部品の国内製造を対象に390億ドルの補助金プログラムを承認した。

SKハイニックスに対する補助金が最終決定したことで、米政府は、台湾積体電路製造(TSMC)やインテル、マイクロンなど、サムスン電子を除く主要半導体企業向けの補助金を確定した。サムスンについては約64億ドルの補助金を支給することで調整している。

ロイター
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