午後3時のドルは154円挟み一進一退、日米中銀会合を控え材料乏しく
12月17日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ横ばいで推移している。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 17日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ横ばいで推移している。翌日以降の日米中銀会合を控えて新規材料にも欠け、154円付近でもみ合った。日銀による12月会合での利上げ見送り観測が円の重しとなる展開は続いている。
ドルは仲値公示に向けて実需の売買が交錯した後、調整とみられる円買いが入ってドルの上値が重くなったが、午後に入ると再びドル買い/円売りが強まった。
日米中銀会合の金利決定に関する見方がほぼ固まってきたことで、市場の注目は今後の見通しや、会合後のFRB(連邦準備理事会)議長・日銀総裁の会見などに集まっている。
セントラル短資FXの市場業務部専任部長、富永貴之氏は、FOMC(連邦公開市場委員会)で示される新たな経済見通しが強気だった場合に「(FOMCメンバーの金利予想で示される)来年の利下げ回数が市場の想定より少なめになれば、ドルが強含む可能性がある」と指摘する。
今後はドル/円で155円の水準がターゲットには入っているとし「恐る恐るでも買い上がっていく可能性が十分にある」とセントラル短資FXの富永氏は語っていた。
参加者の金利予想が市場の想定の範囲内だとしても「(パウエル議長が)会見のトーンでタカ派的な色をにじませてくる可能性もある」(三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長)との見方も聞かれた。
前日は米国でサービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値が3年2カ月ぶり高水準となり、経済活動の強さが意識されてドルが買われた。年明け以降の米FRBの利下げペースの手掛かりとして、日本時間今晩の小売売上高に関心を寄せる声もあった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 154.11/154.16 1.0504/1.0506 161.91/161.92
午前9時現在 154.08/154.12 1.0516/1.0518 162.06/162.07
NY午後5時 154.15/154.17 1.0510/1.0513 162.03/162.07
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