ニュース速報
ビジネス

中国BYD、サプライヤーに値下げを要請=報道

2024年11月28日(木)11時45分

中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)がサプライヤーに値下げを要請している。写真は英国のファーンバラで2023年4月撮影(2024年 ロイター/Nick Carey)

[北京 27日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)がサプライヤーに値下げを要請している。同国のインターネットメディア澎湃新聞が27日、BYDから漏えいした26日付の電子メールを情報源に報じた。

報道によると、同社はサプライヤー1社に来年1月1日から価格を10%引き下げるよう求めた。具体的なサプライヤー名は不明。

ロイターはこの電子メールを確認できなかったが、そのスクリーンショットがソーシャルメディアで広く共有された。BYDはコメント要請に回答しなかった。

一方で、BYDのブランドおよび広報部門のゼネラルマネージャー、李雲飛氏は同日、短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」の自身のアカウントで、同社が大規模な購入を行う際、サプライヤーに要請する値下げ目標を設定しており、こうした値下げは交渉可能で強制的なものではないと説明。その上で「サプライヤー各社との年1回の価格交渉は自動車業界において一般的な慣行だ」と述べた。

BYDは米EV大手テスラが昨年、火を付けた値下げ競争において容赦ない値引き攻勢を仕掛けている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ブラジル、所得税改革発表 レアル最安値に急落

ワールド

台湾軍が防空訓練実施、総統の外遊控え

ワールド

訂正韓国中銀、2会合連続で0.25%利下げ 据え置

ビジネス

読売新聞の株価指数、投資商品の選択肢増加は望ましい
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式トレーニング「ラッキング」とは何か?
  • 3
    黒煙が夜空にとめどなく...ロシアのミサイル工場がウクライナ無人機攻撃の標的に 「巨大な炎」が撮影される
  • 4
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 5
    「健康食材」サーモンがさほど健康的ではない可能性.…
  • 6
    「健康寿命」を2歳伸ばす...日本生命が7万人の全役員…
  • 7
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 8
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 9
    未婚化・少子化の裏で進行する、「持てる者」と「持…
  • 10
    谷間が丸出し、下は穿かず? 母になったヘイリー・ビ…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 4
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 5
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 6
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 7
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 10
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中