ニュース速報
ビジネス

米ズームが通期見通し引き上げ、8─10月も企業顧客中心に好調

2024年11月26日(火)13時37分

ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは25日、商品拡充による需要増大期待やハイブリッド勤務の普及を背景に、2025年度(24年2月-25年1月)通期の売上高・利益見通しを引き上げた。写真は同社のロゴ。米ニューヨークで19年撮影。(2024年 ロイター/Carlo Allegri/File Photo)

Zaheer Kachwala

[25日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは25日、商品拡充による需要増大期待やハイブリッド勤務の普及を背景に、2025年度(24年2月-25年1月)通期の売上高・利益見通しを引き上げた。

最新見通しで売上高は従来の46億3000万─46億4000万ドルから46億5000万─46億6000万ドルに、調整後1株利益は5.29─5.32ドルから5.41─5.43ドルにそれぞれ上方修正した。

ハイブリッド勤務が多くの企業で定着する中で、ズームのサービスに対する大手企業顧客からの堅調な支出が続いている。また同社がサービスに人工知能(AI)を統合する取り組みを進めていることから、企業活動に不可欠なインフラとなりつつある。

第3・四半期(8─10月)の売上高は11億8000万ドルで、LSEGがまとめた市場予想の11億6000万ドルを超えた。

1株利益は1.38ドル、市場予想は1.31ドルだった。

マイケル・チャン最高財務責任者(CFO)によると、第3・四半期は法人売上高が6%伸びて全収入に占める比率が59%となり、法人顧客重視にシフトする同社の姿勢を反映しているという。

同社は自社株買いの規模を12億ドル上積みする方針も明らかにした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

基調的インフレ指標、10月は刈込平均低下 22年5

ビジネス

印アダニ・グループ一部社債、格下げ方向で見直し=フ

ビジネス

日経平均は反落、トランプ関税を嫌気 内需買いの動き

ワールド

米海軍哨戒機が台湾海峡飛行、中国国防省は反応示さず
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではなく「タイミング」である可能性【最新研究】
  • 4
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 5
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 6
    テイラー・スウィフトの脚は、なぜあんなに光ってい…
  • 7
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 8
    「典型的なママ脳だね」 ズボンを穿き忘れたまま外出…
  • 9
    日本株は次の「起爆剤」8兆円の行方に関心...エヌビ…
  • 10
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 5
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 6
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 7
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 8
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 9
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 10
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 6
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 7
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 8
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中