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ECBの12月利下げ幅巡る議論待つべき=独連銀総裁
2024年11月23日(土)00時58分
ナーゲル独連邦銀行総裁は、ECBが今後1年にわたり追加利下げを実施する見通しではあるものの、12月会合で決定される可能性のある利下げ幅についての議論は待つ必要があるという認識を示した。昨年11月、キプロス・ニコシアで撮影(2024年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)
[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行総裁は22日、 欧州中央銀行(ECB)が今後1年にわたり追加利下げを実施する見通しではあるものの、12月会合で決定される可能性のある利下げ幅についての議論は待つ必要があるという認識を示した。
ナーゲル総裁は、ECBが正しい軌道に乗っているとした上で、12月12日のECB理事会前に発表される最新のECBの経済見通しが政策決定に極めて重要と述べた。
また、同日発表された11月のドイツHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が2月以来の低水準となったことについて、「独経済が今年停滞しているという全体的な状況を多かれ少なかれ裏付けており、来年初めは間違いなく複雑な状況となるだろう」と述べた。