米国株式市場=上昇、ダウ・S&P1週間ぶり高値 エヌビディア反発
米国株式市場は値動きの荒い展開の中、上昇して終了。2019年9月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Abigail Summerville
[21日 ロイター] - 米国株式市場は値動きの荒い展開の中、上昇して終了。ダウ工業株30種とS&P総合500種は1週間ぶりの高値を付けた。
顧客管理ソフト大手セールスフォースが証券会社3社の目標株価引き上げを受けて上昇し、ダウを押し上げた。
前日の決算発表後に下落していた半導体大手エヌビディアは反発した。同社は第3・四半期(8─10月)決算と第4・四半期の売上高見通しが市場予想を上回った。
アメリプライズ・ファイナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、アンソニー・サグリンベン氏は「エヌビディアの決算は非常に良かった。一部の予想はそれを上回っていたため失望を誘ったが、人工知能(AI)とエヌビディアのファンダメンタルズは引き続き絶好調で、来年の見通しも明るい」と指摘した。
この日はフィラデルフィア半導体指数も上昇した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 43870.35 +461.88 +1.06 43538.70 44020.31 43345.58
前営業日終値 43408.47
ナスダック総合 18972.42 +6.28 +0.03 19072.78 19110.89 18714.06
前営業日終値 18966.14
S&P総合500種 5948.71 +31.60 +0.53 5940.58 5963.32 5887.26
前営業日終値 5917.11
ダウ輸送株20種 17172.01 +169.53 +1.00
ダウ公共株15種 1075.65 +20.58 +1.95
フィラデルフィア半導体 4963.05 +78.81 +1.61
VIX指数 16.87 -0.29 -1.69
S&P一般消費財 1728.46 -5.22 -0.30
S&P素材 587.47 +6.97 +1.20
S&P工業 1187.25 +14.39 +1.23
S&P主要消費財 878.64 +10.74 +1.24
S&P金融 833.49 +10.47 +1.27
S&P不動産 273.99 +1.75 +0.64
S&Pエネルギー 737.99 +6.04 +0.82
S&Pヘルスケア 1677.19 +13.83 +0.83
S&P通信サービス 326.21 -5.74 -1.73
S&P情報技術 4557.26 +25.32 +0.56
S&P公益事業 414.48 +7.13 +1.75
NYSE出来高 10.05億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 38265 + 225 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 38230 + 190 大阪比