東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 154.90/154.95 1.0536/1.0537 163.22/163.23
NY午後5時 155.43/155.44 1.0543/1.0545 163.85/163.92
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時と比べてドル安/円高の154円後半で推移している。株安で円が底堅い展開となる中、植田和男日銀総裁の発言を受けて154円半ばまで下げ幅を広げる場面もあった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 38026.17 -326.17 38352.87 37,945.21─38,374.69
TOPIX 2682.81 -15.48 2700.14 2,680.97─2,702.34
プライム市場指数 1380.69 -7.95 1389.95 1,379.78─1,390.52
スタンダード市場指数 1229.14 +1.58 1230.36 1,228.59─1,232.44
グロース市場指数 814.79 +6.21 813.31 811.00─818.15
グロース250指数 635.64 +4.48 635.29 632.31─639.13
東証出来高(万株) 168005 東証売買代金(億円) 37207.43
東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円17銭安の3万8026円17銭と、続落して取引を終えた。米半導体大手エヌビディア株が決算発表後の時間外取引で下落したことを受けて一部のハイテク株が売られ、相場の重しとなった。日経平均は一時400円超下落し、節目の3万8000円を割り込んだ。
プライム市場の騰落数は、値上がり731銘柄(44%)に対し、値下がりが851銘柄(51%)、変わらずが63銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227
ユーロ円金先(24年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「市場参加者の資金調達ニーズは強い」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年12月限 142.61 (-0.28)
安値─高値 142.57─142.84
10年長期金利(日本相互証券引け値) 1.095% (+0.030)
安値─高値 1.095─1.075%
国債先物中心限月12月限は、前営業日28銭安の142円61銭と下落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3bp上昇の1.095%。植田和男日銀総裁の発言をきっかけに早期利上げ観測が強まり、国債先物は軟調に推移した。現物市場では中期ゾーンを中心に金利上昇圧力が強まった。