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英中銀、慎重な金利政策必要 予算案の影響見極め=総裁
2024年11月19日(火)20時14分
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁(写真)は、政府の予算案に盛り込まれた税制変更の影響を見極めるため、追加利下げを行う場合は慎重に進める必要があると述べた。14日の代表撮影。(2024年 ロイター/)
[ロンドン 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、政府の予算案に盛り込まれた税制変更の影響を見極めるため、追加利下げを行う場合は慎重に進める必要があると述べた。
19日公表された議会への報告書で見解を示した。
総裁は、国民保険料の雇用主負担の引き上げについて「雇用コストの上昇を意味する」とし、物価の上昇や雇用の減少などにつながる可能性があると述べた。
「景気抑制的な金融政策の解除に慎重なアプローチで臨めば、この措置がどのように展開するかを、インフレ見通しに対する他のリスク要因とともに見極める助けになる」と述べた。
中銀は今月、政策金利を5%から4.75%に引き下げ、今後の利下げは緩やかなものになるとの見方を示した。