ニュース速報
ビジネス

英住宅売却希望価格、例年以上の落ち込み=ライトムーブ

2024年11月18日(月)14時57分

 11月18日、英不動産検索サイトのライトムーブが発表した調査結果によると、11月9日までの4週間の国内住宅の売却希望価格は季節調整前で前月比1.4%下落した。2021年8月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 18日 ロイター] - 英不動産検索サイトのライトムーブが18日発表した調査結果によると、11月9日までの4週間の国内住宅の売却希望価格は季節調整前で前月比1.4%下落した。例年この時期に見られる下落率(0.8%)より大幅に下落した。前年同期比では1.2%上昇した。

調査期間中、2軒目の住宅購入に対する増税を盛り込んだ予算案をリーブス財務相が発表したほか、イングランド銀行(英中央銀行)が利下げを行った。

ライトムーブのディレクター、ティム・バニスター氏は「ここ数週間、住宅購入者にとって消化すべきニュースが多く、市場はまだ消化しきれていないようだ」と指摘。「昨年の同時期に市場が低調だったのに比べ、市場活動の全体像はなお良好だ。このことから、2025年は価格面でも販売戸数面でもより好調になると予想している」と述べた。

ライトムーブは、25年には住宅価格が4%上昇と、21年以来の高い伸びとなるとの予想を示した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ファーウェイ、「Mate 70」の予約受け付け開始

ワールド

米比、軍事情報共有協定に調印 中国念頭に安保関係強

ビジネス

中国・上海市、不動産取引税を引き下げへ=国営メディ

ワールド

豪金融政策、他国より影響力大きい証拠ない=総裁補
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:またトラ
特集:またトラ
2024年11月19日号(11/12発売)

なぜドナルド・トランプは圧勝で再選したのか。世界と経済と戦争をどう変えるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時まさに「対立」が表面化していた
  • 4
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 5
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 6
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 7
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 8
    普通の「おつまみ」で認知症リスクが低下する可能性…
  • 9
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 10
    クリミアでロシア黒海艦隊の司令官が「爆殺」、運転…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 4
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 5
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 6
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 7
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 8
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 9
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 10
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶり…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 7
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中