トランプ氏、次期財務長官候補に元FRB理事など追加 米紙報道
11月17日、トランプ次期米大統領(写真)が、財務長官候補にケビン・ウォルシュ元連邦準備理事会(FRB)理事(54、写真)と、投資ファンドを率いるマーク・ローワン氏(62)を加えたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日伝えた。写真は米ニューヨークで2017年5月撮影(2024 ロイター/Brendan McDermid)
[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ次期米大統領が、財務長官候補にケビン・ウォルシュ元連邦準備理事会(FRB)理事(54)と、投資ファンドを率いるマーク・ローワン氏(62)を加えたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日伝えた。
ウォルシュ氏は2006─11年に理事を務めており、緊縮財政派で預金金利引き上げを支持していることで知られていた。
ローワン氏は投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメント共同創業者で、2021年から最高経営責任者(CEO)を務めている。
WSJによると、共和党のビル・ハガティ上院議員も候補に挙がっている。
トランプ氏は誰を指名するかを明らかにしていないが、キャンター・フィッツジェラルドCEOのハワード・ラトニック氏と投資家のスコット・ベッセント氏が最有力候補と目されてきた。
ただ、NYTによると、トランプ氏は両氏でいいのか迷い始めており、今週候補者をフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」に呼び話をする予定だという。