英バーバリーが再建計画発表、トレンチコートに回帰 半期は赤字
11月14日、 英高級ファッションブランド、バーバリーのジョシュア・シュルマン新最高経営責任者(CEO)は業績が振るわない中、再建計画を打ち出した。ニューヨーク州の同社店舗で2022年2月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
Helen Reid
[ロンドン 14日 ロイター] - 英高級ファッションブランド、バーバリーのジョシュア・シュルマン新最高経営責任者(CEO)は14日、業績が振るわない中、再建計画を打ち出した。主力商品であるトレンチコートやスカーフに焦点を戻し、バッグや靴については高価格を追求し過ぎないなどの方針を表明。英国の伝統をアピールすることで、顧客を取り戻すことを目指す。
2024/25会計年度の上半期は赤字を計上。4000万ポンド(5100万ドル)のコスト削減計画を発表した。
上半期の調整後営業損失は4100万ポンドで、通年で黒字になるかどうかを判断するのは時期尚早だとした。
第2・四半期(9月28日までの3カ月間)の売上高は第1・四半期と同じペースで減少。上半期の売上高は為替変動の影響を除いたベースで20%減だった。
第2・四半期はアジア太平洋地域が最も不振で、売上高は28%減。米州は18%減、欧州、中東、インド、アフリカは10%減だった。