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海運マースク、第3四半期は需要旺盛 中国と東南アの輸出がけん引
2024年10月31日(木)18時43分
10月31日、デンマークの海運大手マースクは、第3・四半期について、特に中国と東南アジアからの輸出にけん引される形で需要が旺盛だった一方、世界のサプライチェーン(供給網)は引き続き中東情勢の影響を受けたと説明した。スペイン・ロンダで27日撮影(2024年 ロイター/Jon Nazca)
[コペンハーゲン 31日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは31日、第3・四半期について、特に中国と東南アジアからの輸出にけん引される形で需要が旺盛だった一方、世界のサプライチェーン(供給網)は引き続き中東情勢の影響を受けたと説明した。
21日に発表した堅調な第3・四半期決算速報値の内容を確認。同日には通期見通しも上方修正している。
同社は「第3・四半期のコンテナ輸送は引き続き好調だった。需要は前年同期比で4─6%増加したと推定される」とした。
中国経済については、引き続き製造部門の過剰生産能力と輸出主導型成長への依存が目立ち、内需と消費者信頼感が依然として低迷しているとの認識を示した。