ニュース速報
ビジネス

エア・カナダ、12月から中国便を拡大 加政府の対中制限撤廃受け

2024年10月30日(水)18時47分

 カナダの航空大手エア・カナダは12月から中国への直行便を増やす。カナダ・オンタリオ州ミシサウガで2021年撮影(2024年 ロイター/Carlos Osorio)

[香港 30日 ロイター] - カナダの航空大手エア・カナダは12月から中国への直行便を増やす。カナダ政府が先週、中国の航空会社が就航できるカナダ便数に関する2022年の制限を撤廃したことを受けた。中国航空規制当局の機関紙「中国民航報」が30日に伝えた。

同紙は、中国とカナダ間の増便は貿易と経済を強化し、両国間の航空輸送のさらなる回復を促進すると指摘。中国の航空会社も増便申請を加速させていると報じた。

カナダと中国の関係は中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕などを受けて悪化。貿易摩擦は続いているものの、カナダは今年、関係安定化で中国と合意した。

現時点でカナダと中国間の航空便はコロナ流行期の渡航制限が終了した後も回復しておらず、19年と比べて約9割少ない。

現在バンクーバーから上海へ週4便運航しているエア・カナダは、12月7日から週7便に増やし、来年1月15日からはバンクーバーから北京への便を再び毎日運航するという。

エア・カナダからは今のところコメントを得られていない。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日立、今期営業益8750億円に上方修正 海外の送配

ビジネス

ユーロ圏GDP、第3四半期は前期比+0.4% 予想

ワールド

米が60日間のレバノン停戦案と関係筋、イスラエルは

ワールド

中国外相、ロシア外務次官と会談 ウクライナ危機協議
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    世界がいよいよ「中国を見捨てる」?...デフレ習近平政権がとった「愚かすぎる対応」とは【アニメで解説】
  • 4
    今度はフィリピンが被害に...火山灰の泥に埋まる街、…
  • 5
    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…
  • 6
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」…
  • 7
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細す…
  • 8
    【衝撃映像】イスラエル軍のミサイルが着弾する瞬間…
  • 9
    米供与戦車が「ロシア領内」で躍動...森に潜む敵に容…
  • 10
    プーチン自慢の防空システムBuk2とBuk3、最近強くな…
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 3
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」全長10メートルの生活の魅力を語る
  • 4
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…
  • 5
    2027年で製造「禁止」に...蛍光灯がなくなったら一体…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 7
    渡り鳥の渡り、実は無駄...? 長年の定説覆す新研究
  • 8
    北朝鮮を頼って韓国を怒らせたプーチンの大誤算
  • 9
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細す…
  • 10
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶり…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 5
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中