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FRBの物価対応は未完、終了宣言「尚早」=クリーブランド連銀総裁

2024年10月25日(金)00時31分

米クリーブランド地区連銀のハマック総裁(写真)は24日、インフレ圧力は低下傾向にあるものの、望ましい水準にはまだ達していないと述べた。8月撮影(2024年 ロイター/Ann Saphir)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は24日、インフレ圧力は低下傾向にあるものの、望ましい水準にはまだ達しておらず、インフレ対応で任務が完了したと宣言するのは尚早との考えを示した。

ハマック氏はクリーブランド地区連銀主催の会合で「良好な進展が見られているが、インフレ率はなお連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%を上回っている」と述べた。

今後の金融政策についての具体的な見解は示さなかったものの、2022年春から23年夏にかけてFRBが実施した利上げがインフレ抑制に寄与したとの考えを示した。

ただ、インフレ対応で任務が完了したと宣言するのは尚早と指摘。同時に「労働市場と経済全般の顕著な力強さを背景にディスインフレが進行している」とも述べた。

ロイター
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