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IMF、中南米の24年GDP予測を上方修正 メキシコは引き下げ

2024年10月22日(火)22時12分

国際通貨基金(IMF)は22日公表した世界経済見通しで、中南米・カリブ海地域の今年の域内総生産(GDP)を2.1%増と予測した。メキシコ市の高層ビル街、昨年5月撮影。(2024年 ロイター/Henry Romero/File Photo)

[ワシントン 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は22日公表した世界経済見通しで、中南米・カリブ海地域の今年の域内総生産(GDP)を2.1%増と予測した。7月時点の予測から0.3%ポイント上方修正した。

国別ではブラジルのGDP予測を2.1%増から3.0%増に大幅に上方修正。メキシコのGDP予測は0.7%ポイント下方修正し1.5%増とした。

IMFはブラジルについて、今年前半の民間消費・投資が堅調だったことが上方修正の理由だと説明。タイトな労働市場、政府の移転支出、今年の洪水による混乱が予想より少なかったことを挙げた。

メキシコについては内需の鈍化が下方修正の理由だと述べた。た。

アルゼンチンは今年のGDP予測が3.5%減と、中南米・カリブ海地域の主要国で唯一マイナス成長が見込まれている。昨年の実績は1.6%減だった。来年は5.0%の増加を予想している。

中南米・カリブ海地域の昨年のGDPは2.2%増だった。来年は2.5%増への加速を予想している。

ロイター
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