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IMF、ドイツのGDP伸び率予想引き下げ 今年はゼロ成長に

2024年10月22日(火)22時10分

国際通貨基金(IMF)は22日、今年のドイツの国内総生産(GDP)伸び率についてゼロ%との見通しを示し、0.2%のプラス成長としていた従来の予想を下方修正した。フランクフルトの金融街、2019年撮影。(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach/File Photo)

Maria Martinez

[ベルリン 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は22日、今年のドイツの国内総生産(GDP)伸び率についてゼロ%との見通しを示し、0.2%のプラス成長としていた従来の予想を下方修正した。IMFは他の主要7カ国(G7)諸国では成長を予想しており、ドイツ経済の低迷が鮮明となっている。

ドイツ経済省も今月、2024年の経済成長率見通しを従来のプラス0.3%からマイナス0.2%に下方修正している。

欧州最大の経済大国であるドイツの23年GDPは、前年より0.3%減り、ユーロ圏主要国やG7の中で最低だった。

IMFはまた、25年の成長率をプラス0.8%と予想し、これまでのプラス1.3%を引き下げた。

リポートの中で、製造業の持続的な弱さがドイツやイタリアなどの成長を圧迫する見通しと指摘。イタリアは欧州連合(EU)「国家復興・レジリエンス計画」の恩恵を受けると予想される一方、ドイツは財政再建と不動産価格の急落による圧力に見舞われていると分析した。

ロイター
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