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英BP、第3四半期利益は最大6億ドル下振れへ 精製マージン悪化で

2024年10月11日(金)16時58分

 10月11日、英エネルギー大手BPは、世界的な燃料需要の鈍化と石油トレーディング事業の低迷で精製マージンの悪化し第3・四半期利益を最大6億ドル押し下げると予想した。写真は同社のロゴ。昨年7月、カナダ・バンクーバーで撮影(2024年 ロイター/Chris Helgren)

[ロンドン 11日 ロイター] - 英エネルギー大手BPは11日、世界的な燃料需要の鈍化と石油トレーディング事業の低迷で精製マージンの悪化し第3・四半期利益を最大6億ドル押し下げると予想した。

第2・四半期の純利益(実質再調達原価利益)は27億5600万ドルだった。

原油価格は第3・四半期に17%下落した。国際石油資本(メジャー)では、すでにシェルが世界的な需要低迷で第3・四半期の精製マージンが前期比で大幅に低下したと指摘し、米エクソン・モービルも第3・四半期の上流部門利益が6億―10億ドル下振れするとの見込みを示している。

BPは第3・四半期の上流部門の生産量が前期とほぼ変わらずと予想した。石油生産・オペレーション部門の収益は1億─3億ドル下振れする見込みとした。

BPは10月29日に四半期決算を発表する予定。

ロイター
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