中国株続伸で始まる、大型連休明け 刺激策効果への期待が継続

　１０月８日、国慶節（建国記念日）の大型連休明けの中国株式市場は序盤に続伸し、主要指数が２年ぶりの高値を付けた。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで４月撮影（２０２４　ロイター／Dado Ruvic）

[上海 ８日 ロイター] - 国慶節（建国記念日）の大型連休明けの中国株式市場は序盤に続伸し、主要指数が２年ぶりの高値を付けた。政府による景気刺激策の効果に期待が持続している。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数は１０％急騰し、２０２２年半ば以来２年ぶりの高値を付けた。

上海総合指数は９．７％高となり、２１年１２月以来の高値を記録。

香港のハンセン指数は前日に２年半ぶりの高値を付けた反動で売りが優勢となり、２．８％下落。

中国株は大型連休明けも買いの勢いが継続。ＣＳＩ３００指数は連休前、当局がコロナ禍以来の大型景気刺激策を打ち出した９月２４日以降の５営業日で２５％上昇していた。

９月３０日にＣＳＩ３００指数と上海総合指数はともに０８年以来の大幅な値上がり率を記録していた。