ニュース速報
ビジネス

ドイツ、24年は0.2%のマイナス成長見通し=経済省報道官

2024年10月08日(火)00時21分

ドイツ経済省の報道官は7日、2024年の経済成長率見通し(インフレ調整後)を従来の0.3%のプラス成長から0.2%のマイナス成長へと下方修正すると明らかにした。写真はドイツの首都ハンブルクで2022年1月撮影(2024年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ経済省の報道官は7日、2024年の経済成長率見通し(インフレ調整後)を従来の0.3%のプラス成長から0.2%のマイナス成長へと下方修正すると明らかにした。南ドイツ新聞の報道内容を確認する形となった。

23年のドイツの国内総生産(GDP)は0.3%減で、ユーロ圏主要国の中で最も低迷したのに続き、2年連続のマイナス成長となる。ドイツの主要経済研究所は今年9月末に公表した経済予測で、24年のGDP見通しを0.1%減に下方修正している。

ドイツ経済省はIFO経済研究所、ドイツ経済研究所(DIW)、ハレ経済研究所(IWH)、キール世界経済研究所(IfW)、ライプニッツ経済研究所(RWI)の5研究所の予測を取り入れた予測を今月9日に公表する予定だ。

経済省の報道官は経済予測に関し「経済情勢、経済見通しの他、基礎となる数値の考え方に関する総合的な評価であり、より詳細な説明ができるようにするものだ」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア・トルコ首脳が中東巡り電話協議、月内の対面会

ワールド

イスラエルの安全保障、武力だけでは得られず=仏外相

ワールド

イエメンからイスラエル中部にミサイル発射、軍が迎撃

ワールド

米正副大統領、イスラエルの自衛権の支持強調 ハマス
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 2
    もう「あの頃」に戻れない? 英ウィリアム皇太子とヘンリー王子、「兄弟愛」の瞬間の映像に注目が
  • 3
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決闘」方法に「現実はこう」「想像と違う」の声
  • 4
    「核兵器を除く世界最強の爆弾」 ハルキウ州での「巨…
  • 5
    愛する息子の食事に薬をかけて...... 中国女優、我…
  • 6
    キャサリン妃も着用したティアラをソフィー妃も...「…
  • 7
    「輪島復興」に立ち上がる若者たちの声を聞け――過疎…
  • 8
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 9
    習近平も演説で引用...トンデモ論文が次々生まれるほ…
  • 10
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 3
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 6
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 7
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 8
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 9
    羽生結弦がいま「能登に伝えたい」思い...被災地支援…
  • 10
    米軍がウクライナに供与する滑空爆弾「JSOW」はロシ…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 8
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感.…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中