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メキシコからの輸入車に200%関税、「必要なら」とトランプ氏表明

2024年10月07日(月)09時43分

 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は10月6日、ウィスコンシン州ジュノーの空港で集会を開き、メキシコからの輸入車に200%もの関税を課すと表明した(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

James Oliphant David Shepardson

[6日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は6日、ウィスコンシン州ジュノーの空港で集会を開き、メキシコからの輸入車に200%もの関税を課すと表明した。

国内の自動車産業を支援する目的で輸入車・トラックに100%の関税をかけると公約してきたが、この数字を倍に引き上げた。

トランプ氏は「必要なら200%の関税をかける」とした上で、「そうさせるつもりはない。そのような車を米国に持ち込ませない」と語った。

ウィスコンシン州での集会はこの8日間で4回目。世論調査によると、同州は民主党候補ハリス副大統領がやや優勢となっている。

トランプ氏もハリス氏も、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州に膨大な時間と資金と資源を費やしている。トランプ氏は2016年の大統領選でこれらの州を席巻し当選。20年はバイデン現大統領が同じことをした。

トランプ氏のジュノーでの演説は2時間近くに及び、序盤の大半をハリケーン「ヘリーン」に対するバイデン政権の対応に費やした。

証拠を示さずにハリス氏が人々を「途方に暮れさせた」と指摘。「嵐や大災害、ハリケーンへの対応としてはこれまでで最悪のものだ」と述べた。

ロイター
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