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日銀は段階的な利上げを、インフレデータ正当化なら=IMF

2024年10月04日(金)07時32分

国際通貨基金(IMF)のコザック報道官(写真)は3日、日銀は引き続きデータに基づき、インフレ見通しに沿って政策金利を段階的に引き上げていくべきという見解を示した。2023年9月撮影(2024年 ロイター/Andrea Shalal)

David Lawder

[ワシントン 3日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は3日、日銀は引き続きデータに基づき、インフレ見通しに沿って政策金利を段階的に引き上げていくべきという見解を示した。

さらに、日銀がこれまでに金融政策の正常化に向けた重要な措置を講じたとし、2%の物価目標達成に向けた軌道に乗っていると述べた。日本経済は拡大を続けているという認識も示した。

コザック氏は定例記者会見で、「日銀は引き続きデータに基づいて、インフレ見通しで正しい道であることが裏付けられれば、政策金利を段階的に引き上げていくべきだというのがわれわれの助言だ」と述べた。

また、日本の財政政策はバッファーの再構築と債務の持続可能性確保に向け、「成長に配慮した」財政再建に焦点を当てるべきだと指摘。

この財政再建は歳入と歳出の両方の措置によって支えられ、債務の持続可能性に対する市場の信頼を維持するのに役立つだろうとし、「これは日本の成長にとって不可欠だ」と語った。

ロイター
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