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ユーロ圏製造業PMI、9月改定45.0で今年最低 需要急減
2024年10月01日(火)18時12分
10月1日、 S&Pグローバルがまとめた9月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.0で8月の45.8から低下し、今年最低となった。フランクフルトで2019年8月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.0で8月の45.8から低下し、今年最低となった。値下げしたにもかかわらず需要が急減した。
速報値の44.8からは上方修正された。
生産指数は45.8から44.9に低下し9カ月ぶりの低水準。速報値の44.5からは上方修正された。
ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「ユーロ圏の第3・四半期の鉱工業生産は前期比1%程度減少したとみられる。受注が急減しており、年末にかけ生産はさらに落ち込むだろう」と述べた。
産出価格指数が51.1から49.2に低下。製造業各社は値下げに転じた。だが需要は今年最速で減少した。