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日経平均は一段安、一時400円超安 円高進行を嫌気

2024年09月11日(水)11時13分

 9月11日、日経平均は一段安となっている。一時400円安に下げ幅を拡大した。写真は8月、都内の株価ボードで撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 11日 ロイター] - 日経平均は一段安となっている。一時400円安に下げ幅を拡大した。日本銀行の中川順子審議委員の講演での発言や米大統領選の討論会が市場の関心を集める中、ドル/円が一時急落したことが嫌気された。

ドル/円は一時141円半ばへと急速に円高基調を強め、輸出関連株を中心に売りが強まった。市場では「日米金融政策を踏まえて円高方向が意識されやすい」(国内証券のアナリスト)との声が聞かれる。

ただ、その後、ドル/円の下げが一服して142円付近に値を戻し、日経平均も200円安の3万5900円後半に持ち直した。足元では安値圏でのもみ合いとなっている。

東証33業種では、値上がりは電気機器の1業種、値下がりは鉱業や電気・ガス、石油・石炭製品など31業種となっている。

ロイター
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