ステランティス、25年からアルゼンチン工場に3億8500万ドル投資
欧米自動車大手ステランティスは、2025─30年の間にアルゼンチンのコルドバ州の工場に3億8500万ドルを投資する。南米ステランティスのエマニエレ・カペラーノ最高執行責任者(COO)が5日に発表した。写真は同社のロゴ。フランスのパリ近郊で4日撮影(2024年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[サンパウロ 5日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスは、2025─30年の間にアルゼンチンのコルドバ州の工場に3億8500万ドルを投資する。南米ステランティスのエマニエレ・カペラーノ最高執行責任者(COO)が5日に発表した。
カペラーノ氏によると、この投資は同期間にステランティスが南米地域に投資する予定の56億ユーロ(62億2000万ドル)の一部で、新車種と新しいエンジンの製造に使用される。
同氏は、南米での自動車メーカーの事業に関するニュースを発表するオンライン記者会見で、ブラジルで製造を開始するステランティス初のフレックス燃料ハイブリッド車(HV)に関する最新情報も発表した。
同業米ゼネラルモーターズ(GM)も4日、ブラジルで初のフレックス燃料HVの生産を開始すると公表した。 ブラジルは大規模なエタノール産業を抱えており、大半の自動車がサトウキビやトウモロコシを原料とするバイオ燃料で走行できるため、世界の自動車メーカーが同国でのフレックス燃料HVの生産に関心を寄せている。