ニュース速報
ビジネス
英製造業PMI、8月改定は52.5で2年余りぶり高水準 内需が堅調
2024年09月02日(月)18時28分
9月2日、 S&Pグローバル/CIPSが2日発表した8月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.5で、7月の52.1から上昇し、2022年6月以来の高水準となった。ロンドンの繊維工場で2023年2月撮影(2024年 ロイター/Hannah McKay)
[ロンドン 2日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが2日発表した8月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.5で、7月の52.1から上昇し、2022年6月以来の高水準となった。速報値と変わらなかった。輸出の落ち込みを内需が補った。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「製造業全体が上向き、中でも投資財セクターが際立っている」と述べた。投資財への需要は企業の景気に対する自信の表れと見なされている。
生産や新規受注のほか、雇用も伸び続けている。
欧州の低迷、中国の景気減速、輸送コストの上昇、世界的な不透明感により海外からの新規受注が22年初頭から継続的に減少する中、国内市場が引き続き好調だという。
供給制約などにより投入価格は8カ月連続で上昇した。