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日経平均は反落で寄り付く、プラス切り返しでも伸び悩み 連騰の反動

2024年08月15日(木)09時37分

 8月15日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比61円03銭安の3万6381円40銭と、反落してスタートした。東京証券取引所で2016年2月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 15日 ロイター] -

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比61円03銭安の3万6381円40銭と、反落してスタートした。その後、プラスに浮上し、前日終値を挟んだ一進一退となっている。前日まで3日続伸した上、円安が一服となっており、戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑制している。

朝方に4―6月の実質国内総生産(GDP)が発表され、市場では「先物で買い先行し、市場は前向きに捉えたのではないか。ただ、米小売売上高の発表を控えた模様眺めもあり、株価には上値の重さもうかがえる」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれる。4―6月GDPは前期比0.8%増加で2四半期ぶりのプラス成長となった。年率換算ではプラス3.1%だった。 主力株はトヨタ自動車、ソニーグループがしっかり。半導体関連はまちまちで東京エレクトロンは横ばい。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小安い。ソフトバンクグループは堅調となっている。

ロイター
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