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英アストラゼネカ、4―6月は17%増収 通期見通し引き上げ
2024年07月26日(金)10時16分
7月25日、英製薬大手アストラゼネカが発表した第2・四半期決算は、為替変動の影響を除く売上高が前年同期比17%増の129億4000万ドルとなった。写真は同社のロゴ。3月、ベルギー・ブリュッセルで撮影(2024年 ロイター/Yves Herman)
Pushkala Aripaka
[25日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカが25日発表した第2・四半期決算は、為替変動の影響を除く売上高が前年同期比17%増の129億4000万ドルとなった。中核的な利益は1株当たり1.98ドルで予想平均と同じだった。がんや希少疾病、心臓病などの治療薬の需要が堅調で、通期の売上高と利益の予想を上方修正した。
主力のがん治療薬事業の売上高が為替変動の影響を除くベースで19%増加し、売上高全体に占める比率は41%となった。希少疾病、心臓病、腎臓病の治療薬もそれぞれ売上高が2桁の伸びを記録した。
営業支出は14%増の67億4000万ドルだった。
為替変動の影響を除く今年の売上高と1株利益の伸び率の見通しは10%台半ばとし、1株利益については10%台前半としていた従来の数字から上方修正した。