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米IBMの第2四半期、収益予想上回る AI関連需要の好調で

2024年07月25日(木)07時00分

 米IBMが7月24日発表した第2・四半期決算は、売上高が157億7000万ドルとなり、アナリスト予想の156億2000万ドルを上回った。2月19日撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

Arsheeya Bajwa

[24日 ロイター] - 米IBMが24日発表した第2・四半期決算は、売上高が157億7000万ドルとなり、アナリスト予想の156億2000万ドルを上回った。同社ソフトウエアに対する旺盛な需要と顧客の人工知能(AI)関連支出の増加が利益を押し上げた。

同社株は年初から約12%上昇している。  

ソフトウエア部門の収入は約7%増の67億4000万ドルだった。ジェームズ・カバノー最高財務責任者(CFO)は収益の約75%は経常的なものだと説明した。

グローバルXのリサーチアナリスト、テジャス・デサイ氏は「生成AIの商業化は加速しており、IBMのような多角的なエンタープライズテクノロジー企業は、AI統合に対する需要の高まりに乗じることができる」と述べた。

同氏によると、AI関連受注の75%はコンサルティングで、残りはソフトウエアによるものだという。

それでもコンサルティング部門の収入は約1%減の51億8000万ドルにとどまった。

第2・四半期の調整後1株当たり利益は2.43ドルで、予想の2.20ドルを上回った。利益率の高いソフトウエア部門の堅調な売上に支えられた。

メインフレーム部門は第2・四半期に8%成長したとカバノー氏は述べた。

ロイター
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