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ユーロ圏総合PMI、6月改定は50.9に大幅低下 サービスなお堅調
2024年07月03日(水)17時48分
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S&Pグローバルがまとめた6月のユーロ圏HCOB総合PMI改定値は50.9と5月の52.2から大幅に低下した。サービス業はなお堅調だったが、既に発表されている製造業の悪化が響いた。写真は2018年7月、ドイツのWinsenにある工場で撮影したアルミニウムの溶接作業(2024年 ロイター/Fabian Bimmer)
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.9と5月の52.2から大幅に低下した。サービス業はなお堅調だったが、既に発表されている製造業の悪化が響いた。
速報値の50.8からは小幅に上方改定され、景況拡大・悪化の分かれ目となる50を4カ月連続で上回った。
サービスPMIは前月の53.2から52.8に低下したものの、速報値の52.6を上回った。
総合新規ビジネス指数は5月の51.6から49.4に低下。50割れは2月以来初めて。速報値は49.2だった。
堅調な賃金データと依然として根強い物価上昇圧力が追加利下げを巡る不確実性を高めているが、PMIによると、投入コストと産出コストの両方で圧力が和らいでいる。